ドライスキンに要注意!!

ドライスキンとは?〜皮膚の構造から考える〜

 冬の季節が到来しお肌の乾燥が気になる方も多いのではないでしょうか。いわゆるドライスキンですが、対策はされていますか?またその対策は間違っていませんか?ドライスキンはかゆみの原因にもなるため対策が必要です。今回はドライスキンについてお伝えしていきます。

 

皮膚は表面から「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の3つの層で構成されています。表皮には異物の侵入を防ぐバリア機能がありますが、このバリア機能が失われている方が数多くいらっしゃいます。保湿にはこの表皮が重要で、肌の潤いを保つ3大要素が、肌表面で水分の丈さんを防ぐ「皮脂」、角質細胞同士を接着させ水分を逃さないようにする「角質細胞間脂質(セラミドなど)」角層の細胞内で水分を抱え込む「天然保湿因子」と言われています。

ドライスキンを防ぐ体の洗い方とは?

例えば、お風呂の際に、タオルに石鹸をつけて体を洗うかと思いますが、どれくらいの強さで洗っていますか?かなりつよくゴシゴシと洗う?それとも優しく洗いますか?あまり強く擦ると角質細胞が過剰に剥がれてしまいバリア機能が低下してしまいます。また洗い過ぎにより皮脂膜を落としてしまい、これもバリア機能の低下につながります。

体や顔を洗う時のポイントは3つ!!

1.泡立てる

2.ぬるま湯で

3.強くこすらない(手で洗う)

強くこすらないと汚れが落ちないのではないかと思う方もいるかと思いますが、しっかり泡立てることで皮膚の汚れを吸着して内側に取り込みミセルを形成するため、必要な皮脂は落とさず汚れだけを落としてくれます。

状態によっては石鹸を使わず、濡らさない方がいいことも?

 汚れを落とすために、石鹸の使用はされるかと思いますが、乾燥が強く、ひび割れもひどくなっているなど炎症がある時は返って石鹸が刺激となり炎症を助長させてしまうこともあります。また長時間濡らすことでふやけてしまい、それもまた炎症を広げてしまうことにもつながります。炎症が治まるまでは石鹸はしようせずシャワーのみで済ませたり、お皿を洗うときは手袋をつけるなど水に触れる時間を減らすことも重要です。

保湿はいつするのがよいのか?

 また、保湿は入浴後に効果的と思われている方も多いのですが、最近の研究では保湿するタイミングはいつ塗っても効果は変わらないということがわかってきました。もちろん入浴後は角層が除去された状態なので、成分の吸収がよいのは事実です。しかしだからと言って入浴後だけ保湿するのではなくこまめに保湿するのが重要です。朝の洗顔後や昼間、帰宅後はなるべく早めに洗顔し保湿を行いましょう。

 矛盾するようですが、入浴と保湿を断つ治療法もあります。どういうことかと言うと、肌がずっと乾き気味の環境にすることで、乾燥に対応できるよう自前のバリア機能が回復してくるという仕組みです。症状の度合いにもよりますので、ご自身で判断するのではなく医師に相談されることをお勧めします。

ドライスキンによるかゆみの原因とは?

 ドライスキンの弊害は肌荒れ、かゆみ、そして小ジワなどの原因になります。このドライスキンのかゆみの原因は、かゆみを感じる神経が伸びるからと言われています。本来この神経の先端は表皮と真皮の境目付近にありますが、ドライスキンになることでこの神経がより上方の角層近くまで伸びてくることがわかってきました。そのため衣服のすれやちょっとした刺激でもかゆみを感じてしまうと言われています。

次回は肌のトラブルを防ぐ、改善するための栄養素についてお話していこうと思います。

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